U空間見取り図

U空間見取り図

≪室内≫
　①　ランプと西洋人形の洋間
　②　大きな机のある広めの洋間
　③　窓の下に池がある和室

≪庭≫
　屋敷の立地面より、2段階、地面が高くなっている。
　庭の様子は写真の説明を参照。
　※黒丸Ａ、黒丸Ｂは写真の撮影基点として。

Ｕ空間 アクセス

【Ｕ空間への行き方】

　●四条大宮から
　　市バス 6･8･46(上賀茂神社)･55(立命館大学前)･201(みぶ･千本今出川)･206(北大路バスターミナル)系統に乗車、「千本出水」下車。
　●四条河原町から
　　市バス　10･46(上賀茂神社)･201(みぶ･千本今出川)系統に乗車、「千本出水」下車。
　●京都駅から　206(北大路バスターミナル)系統に乗車、「千本出水」下車。
　●「千本出水」北行きバス停(ニッショーストア側の歩道)から
　　バス停より北(ニッショーストア方向)へ進み一筋目を東(右)へ曲がる。曲がって一筋目を北(左)へ入って、一つ目の西(左)に入る路地の奥左側。　

Ｕ（遊）空間とは？

Ｕ・空間（または遊・空間）：

　持ち主の市原さんが、老朽化し放置されていた洋館とその庭を、”洋館が壊れるまで”の期間限定で不特定多数の人々に開放したフリースペース。アーティストや、近隣の人々が庭に畑を作ったり、イベントを行ったりしている。誰でも出入り自由で、何をやってもＯＫ（自己責任）。条件があるとしたら、利用者の義務としては、Ｕ空間をクローズな場所にしないことだろうか。外にも内にも常時オープンな空間。社会的な立場を踏まえず人と人が出会う、そんな空間を目指している。

※庭も洋館も相当インパクトのある所です。

イベントへのご案内

「Ｕ空間へ行こうの日」

　京都は西陣の不思議空間､"Ｕ空間"にて行われる､アートイベント。築90年を越す洋館および､草木が生え放題の庭にて､造形作家やパフォーミングアーティスト､ミュージシャンやダンサーなどが､展示あり､ワークショップあり､コンサートあり､宝探しあり(?)の摩訶不思議な空間を創出する2日間。小さなお子様も大歓迎。お好きな時間に何回でも入退場自由。秋の緩やかな午後をマイペースに､お散歩がてら､路地を彷徨いに来ませんか?

【日時】　2006年10月21日（土）・22日（日）11：00～17：00（雨天決行）
【場所】　Ｕ(遊)・空間
　　　　　〒602-8274 京都市上京区土屋町通り上長者町山王町506
【内容】　展示／ライブ／ワークショップ　
【主催】　ゆうゆう実行委員会
【問合せ】090-3495-6406（アシダ）　[e-mail]

伊波晋はナニモノだ？

　伊波さんは沖縄出身のアーティスト。「踊りに行くぜ！」というダンス企画で出会った。
　彼の独特の雰囲気もさることながら、私は彼が作中で使っていた自作の曲（彼の歌入り）にすっかりノックダウンさせられた。いいんだな、これが。コンピューター音の単音の伴奏、のどかな歌声。稚拙とか言う問題と違って気分がまるっぽ出ている感じがした。
　こういうこと、きちんとできる人ってえらいと尊敬する。

　話をしてみると、美術をやっていて踊りも踊るようになったとか。知らなかったが映像作品作っているらしい。詳しくは彼のHPにとんでください。
　私にとってはまだまだ未知の人だけど、彼がU空間でどんな風に遊んでくれるのか、本当に楽しみ。

白井廣美 パフォーマンス・アート

（伴戸からの紹介）
白井廣美＝パフォーマンス・アーティスト、本イベントの実行委員。

　彼女との出会いはWPAO（ウイメンズ・パフォーマンス・アート・大阪）。私が初めてパフォーマンス・アートと言われるものをナマで見たイベントです。そん時、彼女はライスペーパーを洗濯物のようにヒモに干して、パクパク食べていた。
　その後、韓国、台湾でも同じ舞台に立ちました。
　
　彼女の作品は、難しいことは抜きにして楽しめること。スコーンと抜けていて、気が抜ける。腰が抜ける。それでいて、妙な説得力がある。

　韓国の東海で彼女がパフォーマンスをやった時、私は写真を撮る係になった。小奇麗な格好をした日本人の女（白井さん）が、海水浴客をぬってビーチを走りまくり、いたるところで「おーい」と意味不明な叫び声を上げる。彼女を追っかけて走りながら笑えてきて、うまく写真をとれなかった。でも、海に向かって、空に向かって叫ぶ姿は哀愁あり格好よかった。
※でも、これは突然ビーチでパフォーマンスやれって言われて、苦肉の策でやったと言ってたから、これを紹介されると本人は不本意かもしれんが。

　私にとってのパフォーマンス・アートの楽しみは、パフォーマーの感覚や世界を感じてシェアできるところにある。
白井廣美の世界。シュールで、ゆがんでいて、ゆがみながら、コミュニケーションしてくる。うーん、とにかく体験してみてください。

6月30日

遊空間に行ってきました。
イベント参加者と実行委員の人たちと。
前回（4月末ごろ）から比べると、とにかく平地がない。景色が全然違う。
草がゴーゴーと生い茂り、木がグングン伸びて葉っぱがビローンと広がって、蚊が抜け目なく血を狙っていて。
なんというか、あの植物たちが発する生きてるオーラにたじたじとなりつつ、10月ここで何できるかなあ、と考えてました。
でも、10月は全く違う風景になっていることでしょう。


"遊空間への道"